こんにちは!
「Wixでどうやってホームページをつくるの?」
「Wixのメリットはもちろん、デメリットも知りたい!」
このように思っていませんか?
WixはHTMLやCSSなどの専門的な知識がなくても、誰でも簡単にウェブサイト(ホームページ)を制作することが可能です。
近年「紙からWebへ」の流れが一気に加速しており、Wixを使ったサイト制作を検討している方も増えてきているのではないでしょうか。
Wixでビジネスを成功させるためにも、あらかじめWixについて理解を深めておきたいですよね。
そこでこの記事では、Wixを使ったウェブサイト制作の流れを詳しく解説します。メリット・デメリットも解説しており、Wixについて理解できるようになりますので、ぜひ最後まで読んでください!
そもそもWixとは?
Wix(ウィックス)とは、2006年にイスラエルで設立された、ウェブサイトを制作するためのツール(クラウドベースのウェブ開発プラットフォーム)です。世界190カ国で利用されており、ユーザー数は全世界で2億人を突破し、日本国内では300万人以上の人が利用しています。
世の中にたくさんあるウェブサイト制作ツールのなかで、Wixはノーコードで専門的な知識を必要としないのが特徴です。パワーポイントと同じようにドラッグ&ドロップなどの簡単な操作だけなので、たとえ初心者だとしても簡単にウェブサイトを制作できます。
Wixが掲げるミッションは「誰もがウェブサイトを制作、運営し、ビジネスを成長できるようにすること」です。これは、設立当初から変わらないミッションといわれています。Wixは人々が少しでもウェブを身近に感じられるよう、サービスを提供し続けています。
Wixを使ったウェブサイト制作の流れ
ここでは、Wixを使ったウェブサイト制作の流れを解説します。
- Wixのアカウントを作成する
- 質問に答え、テンプレートを選択する
- 管理画面から編集・カスタマイズする
- 追加機能を導入する
- ウェブサイトを公開する
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
【ステップ1】Wixのアカウントを作成する
まず、Wixの公式ウェブサイトにアクセスしましょう。画面右上もしくは中央の「始めましょう」ボタンをクリックすると、アカウント作成ページに移動できます。
アカウントの作成は、以下の3つの方法から選択できます。
- メールアドレスで登録
- Googleアカウントで登録
- Facebookアカウントで登録
自分に合った方法を選択し、登録を進めましょう。
【ステップ2】質問に答え、テンプレートを選択する
アカウントを作成できたら、一つひとつ質問に答えていきます。
サイト名を入力する箇所がありますが、いつでも変更可能なのでこの段階ではスキップしても問題ありません。
すべての質問に答えていくと、実際にサイト制作を始めるページに移ります。
そこで、初心者の方はぜひ「テンプレート」を使ってみてください。
Wixには多数のテンプレートが用意されており、自分に合ったデザインを簡単に見つけることが可能です。
テンプレートを選ばない場合は、白紙の状態でサイト制作をスタートさせることになります。Wixに慣れていない初心者の方が白紙からスタートすると、途中で挫折してしまう可能性はゼロではありません。
白紙のテンプレートを使って自分で一からデザインしたい場合は、Wixの操作に慣れてからチャレンジしてみましょう。
【ステップ3】管理画面から編集・カスタマイズする
コンテンツを追加しカスタマイズすることで、より魅力的なサイトを制作できます。
テンプレートを選択できたら「編集」ボタンをクリックし、編集画面(Wixエディタ)を開きましょう。
編集画面の「パーツを追加」から、さまざまなコンテンツを追加していき、実際にサイトを制作していきます。
操作はパワーポイントと同じようにドラッグ&ドロップで簡単なので、初心者でも抵抗なく扱えます。
さまざまなコンテンツを組み合わせ、ユーザーの目を引くような魅力的かつ実用的なサイトを目指していきましょう。
なお、カスタマイズについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
-
Wixエディタでのデザインテクニックをご紹介基本的な機能〜エディタの高度なカスタマイズまで
続きを見る
【ステップ4】追加機能を導入する
Wixでは、追加機能を導入してサイトの機能性を向上させることが可能です。
まずは、Wixのダッシュボードから「App Market」にアクセスしましょう。App Marketとは、250以上ものさまざまな追加機能やアプリが提供されているマーケットプレイスです。カテゴリ、人気度、評価などを考慮して、目的に合ったアプリを探せます。
追加機能を利用するには、App Marketからアプリをインストールする必要があります。「サイトに追加」ボタンをクリックすると簡単にインストールでき、サイトの編集画面から設定やカスタマイズが可能です。
アプリが提供するオプションや機能に応じて、サイトに適切な設定をおこないましょう。
【ステップ5】ウェブサイトを公開する
サイトの編集・コンテンツの追加がすべて完了したら、実際にサイトを公開しましょう。Wixでは、Wixのサブドメインまたは独自ドメインのどちらかを選択して、サイトを公開できます。
公開前は、編集画面の右上にある「プレビュー」ボタンをクリックし、サイトの外観や機能を確認しましょう。デスクトップとモバイルの表示を切り替えることも可能なので、どちらもチェックすることがおすすめです。
プレビューで実際に確認すると、編集時には気づかなかった間違いを見つけられます。
サイトが公開されると、Wixのダッシュボードで管理できます。必要に応じてコンテンツの更新やデザインの変更をおこない、ユーザーにとって最適なサイトを目指していきましょう。
Wixでウェブサイトを運営するメリット9つ
ここでは、Wixでウェブサイトを運営するメリットを解説します。
- 無料で始められる
- 初心者でも簡単に操作できる
- テンプレートが豊富に揃っている
- 動きのあるサイトを簡単に制作できる
- アプリを利用してさまざまな機能が追加できる
- どんなデバイスにも対応している
- セキュリティ対策ができる
- SEO対策が充実している
- 更新が簡単にできる
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
無料で始められる
Wixのメリットとしてまずあげられるのが、無料で始められる点です。
レンタルサーバーを契約する必要はなく、メールアドレスがあればすぐにサイト制作を始められます。初期費用や月額費用は一切かからず、維持コストも必要ありません。
Wixの利用を検討されている方は、まずは無料プランで使い勝手を試してみるのもよいでしょう。無料プランでも多くの機能が利用できるため、使用感を試すには十分です。
有料プランへの切り替えはいつでも簡単にできるので、その点でも安心です。
初心者でも簡単に操作できる
Wixは、世の中にたくさんあるウェブサイト制作ツールのなかで、ノーコードで専門的な知識を必要としないのが特徴です。
パワーポイントと同じようにドラッグ&ドロップなどの簡単な操作で、自分の理想的なウェブサイトを直感的に制作できます。初心者でサイト制作に不安があるという方でも、心配ありません。
自分の思うままに、レイアウトを楽しむ気持ちで自由に操作してみましょう。
テンプレートが豊富に揃っている
テンプレートが豊富なことも、Wixの魅力のひとつです。
Wixは、おしゃれで洗練されたホームページテンプレートをなんと800点以上も無料提供しています。
テンプレートを活用することによって、初めてウェブサイトを制作する初心者の方でも、簡単に理想のサイトに仕上げられます。
自分の好みのデザインや作りたいサイトに合わせ、テンプレート選びにもこだわってみましょう。
動きのあるサイトを簡単に制作できる
Wixは、動きのあるサイトもコードを使わずに簡単に制作できます。
スクロールダウンすると徐々に背景が表示される「スクロールエフェクト」が用意されており、まるで映画のようなストーリー性のあるサイトを制作できます。
スクロールエフェクトには「パララックススクロール」と「フリーズスクロール」が用意されており、自身の好みによって選択が可能です。
動きを出すことによりユーザーの興味をひきつける効果を期待でき、サイト運営においてよい結果をもたらすでしょう。
アプリを利用してさまざまな機能が追加できる
Wixには「Wix App Market」というアプリストアが用意されており、250以上もの連携アプリが提供が提供されています。
たとえば、以下のようなアプリがよく利用されています。
- ブログ機能
- オンラインチャット
- 予約機能
- カート
また、サイトを作り始めたばかりの方は「見逃せない必須アプリ」をチェックしてみてください。サイト運営に役立つアプリを、Wixが提案しています。
有料のものもあるので、自分が運営するサイトには何が必要かよく考えてから追加するとよいでしょう。
どんなデバイスにも対応している
Wixのテンプレートは、レスポンシブデザインに対応しています。デスクトップやモバイルなど、さまざまなデバイスで見やすく表示させることが可能です。
今は、スマホでサイトに訪れる人が多い時代です。スマホにも対応していることは、ビジネスを成長させることにおいて重要なポイントになるでしょう。
セキュリティ対策ができる
Wixはセキュリティにも力を入れており、エンタープライズ水準のセキュリティを実現したといわれています。
具体的に、以下の対策をおこなうことで強固なセキュリティを実現しました。
- 世界標準の証明書の取得
- データの暗号化
- 世界最高峰の決済データセキュリティ規格「PCI DSS」に準拠
- 不正防止機能により支払い情報と取引を保護
- 24時間体制でのサイト状況の監視
ユーザー側でやることはとくになく、Wixに任せていれば大丈夫です。手間がかからないところもユーザーにとって魅力といえるでしょう。
SEO対策が充実している
Wixには「Wix SEO Wiz」 というSEO対策ができるツールが用意されており、SEO初心者の方でも簡単にSEO対策をすることが可能です。
予備知識は一切不要で、ビジネスに関する基礎的な質問に答え、サイトに集めたいユーザーが検索しそうなキーワードを入力します。すると、Wix SEO Wizがそれぞれに合ったSEOプランを作成してくれます。
「SEOレポート」に書かれた手順に従って作業するだけで、自身のサイトのSEO対策を誰でも簡単におこなえます。
レポートにはGoogleで検索上位に位置するための必要な作業工程が含まれているので、ビジネスを成長させることに大きく役立つでしょう。
更新が簡単にできる
誰でも簡単にサイトの更新ができることもWixの大きな魅力です。
ノーコードなので、プログラミングの専門的な知識は一切必要ありません。業者に依存することなく、自分が思いたった時にすぐに対応できます。
更新をせず、作ったままになっているサイトはユーザーからの信頼を失いかねません。
時代遅れにならないためにも、一度サイトを作っただけで終わらせず、スピード感を持って更新することを意識していきましょう。
Wixでウェブサイトを運営するデメリット5つ
ここでは、Wixでウェブサイトを運営するデメリットを解説します。
- 途中でテンプレートを変更できない
- ページの表示速度が遅い
- バックアップ機能がない
- 他のサービスへの移行が難しい
- 無料プランは「広告・ドメイン取得」に制限がある
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
途中でテンプレートを変更できない
テンプレートが充実していることが魅力なWixですが、一度選んだテンプレートは途中で変更できません。テンプレートを変更する場合は、サイト制作も一からやり直す必要があります。
テンプレートの選択は初期段階でおこなう必要があるため、あらかじめ自分がどのようなサイトを制作するか、よく考えておく必要があります。なんとなく作り始めてしまうと、選んだテンプレートが後々サイトのイメージと合わなくなってしまいます。
サイト制作も、最初が肝心です。自分のウェブサイトに適したテンプレートを選べるよう、サイト設計にも力を入れましょう。
ページの表示速度が遅い
Wixで制作したウェブサイトは、ページの読み込み速度が遅いといわれています。長時間の動画を使用する場合や画像を多く使用する場合には、注意が必要です。
読み込み速度が遅いと、ユーザーは快適にサイトを閲覧できません。結果的にユーザーの離脱率が上がる原因になってしまいます。
Wixの有料プランによっては、帯域幅(サイトのデータ転送量を示す指標のひとつ)が無制限になり、通信速度が速くなります。気になる方は、帯域幅が無制限になるプランを検討してみるとよいでしょう。
バックアップ機能がない
Wixには、もともとバックアップ機能がついていません。もしもの時に備え、自分でバックアップを取っておく必要があります。
方法として、Wixのダッシュボード内から「複製」することをおすすめします。複製することで、一から始めなくても複製時点のデータを利用することが可能です。
Wixでサイト運営をする際は、定期的に複製するクセをつけておきましょう。
他のサービスへの移行が難しい
何らかの事情でWixから他のサービスへ移行する必要がでてきた場合、その手続きは複雑です。
Wixからエクスポートしてほかのサービスにインポートできれば一番よいのですが、残念ながらWixにはそういった機能がありません。すべて手作業でおこなう必要があります。
また、Wixで独自ドメインを取得していた場合は、他のドメイン管理会社(お名前.comなど)にドメインを移管(管理を他に移すこと)する必要もあります。
初心者にはハードルが高いため、専門家に相談することを視野に入れるとよいでしょう。
無料プランは「広告・ドメイン取得」に制限がある
Wixは無料で始められるところがうれしいポイントですが、無料プランには以下の特徴があります。
- Wixの広告がウェブサイト上に表示されてしまう
- 独自ドメイン(個人や会社などが自分の好きな文字列を使用したドメイン名)の取得ができない
サービスと関係のないWixの広告が表示されることや、Wixが自動的に発行するサブドメインを使用することで、ブランドの一貫性が欠如し、ユーザーに対して混乱を与えかねません。
結果的にサイトの信頼性が低くなり、ユーザーの離脱率が上がる可能性があります。
ビジネス目的でサイト運営する場合は、プレミアムプランへアップデートし、上記の問題を解消しましょう。
まとめ:Wixでウェブサイトを制作しよう!
最後までご覧いただきありがとうございました。
今回は、Wixを使ったウェブサイト制作の流れを解説しました。
Wixはパワーポイントと同じようにドラッグ&ドロップなどの簡単な操作でおこなえ、初心者の方でも簡単にサイトを制作することが可能です。
メリットがある一方でいくつかのデメリットも存在しますが、対策をすることで問題は解消できます。
ぜひWixでサイトを制作し、ビジネスを成長させていきましょう!
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