ビジネスの世界では、フリーメールアドレスは、好まれない傾向があります。
中にはフリーメールアドレスでは登録できないビジネスツールもあるため、企業としては、独自ドメインのメールアドレス取得は必須といえるでしょう。
Wixでも、メールアドレスを取得することができます。
今回はWixで「ビジネスで使えるメールアドレス」を取得し、ビジネスが効率よくできるGoogle Workspaceと連携する方法を徹底解説します。
ぜひ最後までご覧ください!
信頼を得るには「独自ドメイン」
ビジネスではなぜフリーアドレスが好ましくないかというと、
・ユーザーに不安を与えてしまい、商談がうまくいかない場合がある
・セキュリティが甘い
という点が懸念されるからです。
フリーアドレスが無料でサービス提供できるのは、広告ビジネスとして収益を上げているという背景があります。
無料で利用できる代償として、最低限以上のプライバシーは保たれていないと考えるべきでしょう。
情報漏洩の可能性も否めません。
企業としてホームページを開設する場合は、フリーメールアドレスではなく、セキュリティ対策も安心なWixで独自ドメインのメールアドレスを取得しましょう。
つまり、独自ドメインのメールアドレスを取得するということは、「自社の信頼を得ること」にもつながります。
また、名刺やホームページに独自ドメインメールアドレスを記載することで、ブランドを知ってもらう効果があります。
Wixの独自ドメインからメールアドレスを取得する方法
ではまず、Wixを使って独自ドメインからメールアドレスを取得する方法を紹介しましょう。
メールアドレスの取得は、以下の3ステップでできます。
①プレミアムプランに加入
②メールアカウント開設
③メールアカウント設定
順番に手順を見ていきます。
ステップ1|プレミアムプランに加入
Wixでメールアドレスを取得するには、プレミアムプランに加入する必要があります。
現在、Wixで無料プランを利用している方は、Wixのプレミアムプランに加入して独自ドメインを取得しましょう。
ステップ2|メールアカウント開設
続いて、メールアカウントを開設します。メニューから「ビジネス用メール」をクリックします。
青色の「メールアカウントを作成する」ボタンををクリックします。
メールアカウントの取得を行うドメイン名を指定してください。
登録したい「メールアカウント数」と「取得したいメールアドレス」を入力して画面右下の「次へ」をクリックします。
最後に「月額定期」「年間定期」のいずれかを選択して「次へ」を選択します。
下記のお支払い方法より、支払う内容を選択して完了です。
メールアカウント設定について
メールアドレスを取得できたら次んメールアカウントの設定していきましょう!
先ほどの画面から、購入をすると以下の画面に遷移します。以下の画面が開いたら「メールアカウント設定」をクリックします。
次の画面でも「メールアカウントを設定」を選択します。
管理者のメールアカウント情報を入力して、「送信」をクリックします。
WixはGoogle Workspaceとの同期が可能
Wixで独自ドメインのメールアドレスを取得すると、「Google Workspace」と同期することができます。
Google Workspaceはチームメンバーとコミュニケーションがとりやすくなり、企業においてとても便利です。
たとえば、Googleカレンダー、ドキュメント、スプレッドシートなどを共有し、リアルタイムでお互いのスケジュールを確認・調整し共同作業を行うことで、業務を効率化することができます。
WixでGoogle Workspace ビジネス用メールアドレスを購入する方法
では、WixではどのようにGoogle Workspaceのビジネス用メールアドレスを取得できるのでしょうか。
具体的な方法を1つずつ解説していきます。
メールアドレスの3つの購入プラン
まず、プランを選びメールアドレスを「購入」しましょう。
ビジネス用メールは、プレミアムプランとは別に購入する必要があります。
Wixでは、
・Business Starter
・Business Standard
・Business Plus
の3つのGoogle Workspaceメールプランが利用可能です。
ただし、Google Workspaceメールを利用するには、(Wixまたは外部から)ドメインを購入し、アカウントの「ドメイン」セクションに追加する必要があります。
ビジネス用メールアドレスの購入方法
- Wix アカウントのビジネス用メールページにアクセスします。
- 「メールアカウントを作成する」をクリックします。
注意:複数のドメインをお持ちの場合は、該当するドメイン横にある「メールアカウントを作成する」をクリックします。 - 購入するビジネス用メールの数を設定します。
- メールのプレフィックスを入力します。
- 「次へ」をクリックします。
- 希望する Google Workspace プランを選択します。
- ビジネスメールのサブスクリプション(請求サイクル)を「月額」または「年額」から選択します。
- 「お支払いへ進む」をクリックします。
- 支払い方法を選択し、「購入する」をクリックします。
<注意点>
- ビジネス用メールアドレスを購入した後、メールの設定をするには、最低でも 5分間待ってからメールの設定を始めてください。
- ドメインをポインティング方式で接続している場合、ドメインホスト側で Google Workspace 用に MX レコードを手動で入力する必要があります。
ビジネス用メールアドレスを設定する方法
Wix で Google Workspace ビジネス用メールアドレスを購入したら、パスワード(および追加のメールアドレス)を設定して使用を開始しましょう。
設定方法は以下の通りです。
- Wix アカウントのビジネス用メールページにアクセスします。
- 「メールアカウントを作成する」をクリックします。
- メインのメールアドレスを入力します。
- パスワードを入力します。
- パスワードを確認します。
- (オプション)空白のメールフィールドに、追加のメールアカウントの詳細を入力します。
- 「次へ」をクリックします。
- 連絡先情報を確認します。
- 「送信」をクリックします。
Google WorkspaceでGmailを有効にする方法
設定が終わったら、会社のメールの配信先をインターネット上で通知しましょう。
なぜこの操作が必要かというと、@[会社名].com 宛てのメールが送信される際、送信元のパソコンはメールの配信先を特定するために @[会社名].com の MX レコードを検索します。
MXとは「Mail Exchange」の略です。
ドメインのメールを、ドメインのユーザー アカウントをホストしているサーバーに配信します。
Google Workspace で Gmail を設定するには、MX レコードが Google のメールサーバーを参照するように指定する必要があります。
ドメインには、優先値の異なる複数の MX レコードを定義できます。
最優先のレコードを使用してメールを配信できない場合は、2 番目のレコードを使用し、それでも配信できない場合は 3 番目のレコードと、順次、優先値の低いレコードを使用していきます。
会社の Google Workspace アカウントで Gmail を使用するには、受信メールが Google のメールサーバーに配信されるように、ドメインの MX レコードを変更する必要があるのです。
手順は以下の通りです。
- Google Workspace 設定ツールから新しい MX レコードを取得します。
- ドメイン登録事業者にログインして、現在のメール プロバイダにメールをルーティングしている ドメインの既存の MX レコードを削除し、Google MX レコードを追加します。
- ドメイン登録事業者によって Google MX レコードが公開されると、ドメインで Gmail が有効になります。
Google が MX レコードを変更することはできません。
この操作を行えるのはドメインの所有者のみです。
まとめ
今回は、「ビジネスで信頼を得るメールアドレス」を取得し、「ビジネスで効率を上げる」Google Workspaceと同期する方法をご紹介しました。
せっかくなら、安心安全に社内外ともにメールでやりとりを行いたいところです。
ぜひWixでメールアドレスを取得し、Google Workspaceをご活用ください!