Wixの料金プランについて解説「2022年最新」

2022.09.02
Wixヘルプ

Wixとは

Wix(ウィックス)とは、世界で 2億人以上の登録ユーザーを有する人気ホームページ作成ツールです。CMで見たことがある方が多いのではないでしょうか。ドラック&ドロップ操作で簡単にホームページが作成できるサービスです。「ホームページ作成は難しい・無料では制限があり、納得いくものが作れない」というイメージを持たれがちですが、Wixはしっかりと作り込まれたテンプレートが豊富で、その数なんと数百種類。病院・美容院・学校などジャンルを問わずにホームページが作成できます。

Wixには多様なユーザーのニーズに合わせて、複数の料金プランが用意されており、各料金プランによって制限があります。

個人・企業向けの「ホームページプラン」には4つの料金プランがあり、ネットショップ機能を必要とする企業向けの「ビジネス&Eコマースプラン」には3つの料金プランが設けられています。

まずは、それぞれの料金プランの特徴を見ていきましょう。

Wixについて詳しく知りたい方はこちらへ

Wix料金説明のトップ

Wixの料金プラン

Wixの料金プランは「無料プラン」と「プレミアムプラン(有料プラン)」に分かれます。

無料プラン

無料プランは月額料金はかかりませんが、「広告が自動挿入される」と「独自ドメインが利用出来ない」デメリットがあります。

基本的な機能自体は問題なく利用出来るため、個人利用では十分とも言えます。

プレミアムプラン

プレミアムプランは「ホームページ」プランに4種類と「ビジネス&Eコマース」プランに3種類の合計7種類の料金体系でサービス提供されています。

ホームページプラン

・豊富な特典でよりプロフェッショナルなサイトに

ホームページプランVIPアドバンスベーシックドメイン 接続
月額2,700円1,500円900円500円
独自ドメイン
独自ドメイン初年度無料✖️
Wixの広告非表示✖️
常時SSLセキュリティ
帯域幅無制限無制限2GB1GB
データ容量35GB10GB3GB500MB
動画アップロード5時間1時間30分✖️
Site Boosterアプリ✖️✖️
Visitor Analyticsアプリ✖️✖️
ビジネス用のロゴ作成✖️✖️✖️
SNS用ロゴファイル✖️✖️✖️
カスタマーケア24時間優先24時間24時間24時間

ビジネス&Eコマースプラン

・サイトに決済機能やネット予約機能などを追加

ビジネス&EコマースビジネスVIPビジネスプラスビジネス
月額3,800円2,700円1,800円
安全なオンライン決済
プラン&定期払い
顧客アカウント
独自ドメイン
独自ドメイン初年度無料
Wixの広告非表示
帯域幅無制限無制限無制限
データ容量50GB35GB20GB
動画アップロード無制限10時間5時間
カスタムレポート✖️✖️
カスタマーケア24時間優先24時間24時間

Wix でネットショップを作成・管理し、ビジネスの規模を拡大、さらに成長させましょう。

追加できる商品数の制限なし
カゴ落ちメールを活用
サブスクリプション機能を利用×
複数の通貨に対応×
消費税計算を自動化月あたり 500 取引毎月 100 件×
SNS チャンネルで販売
マーケットプレイスで販売×
Modalyst ドロップシッピング追加できる商品数は無制限最大 250 点の商品×
KudoBuzz 商品レビュー3000件のレビュー1000件のレビュー×
イベントとチケット作成
チケット販売にかかる手数料2.5%
手数料の参加者負担
モバイルチケット機能
オンライン予約

会員制やチケット制、対面またはオンラインのクラスやコースを提供し、スタッフの管理も行います。

イベント・チケット

イベントやチケットの作成、宣伝、販売、管理など一連の作業をを簡単に行うことができます。

レストラン

座席予約やネット注文のサービスを提供し、レストランビジネスを成功させましょう。

宿・ホテル

宿泊予約を受け付け、予約状況と顧客の管理を行います

フィットネスビジネス

Wix の機能を活用して、オンラインのフィットネスビジネスをはじめましょう。

アート作品・コンテンツ

アート作品をプリントまたはデジタルで販売し、サブスクでも提供することができます。

2022年8月現在/詳細は公式サイトを確認

Wixの料金プランガイドを紹介しました。

今回のポイントは下記の通りです。

  • 個人・企業は「ホームページプラン」がおすすめ
  • ネットショップは「ビジネス&Eコマースプラン」がおすすめ
  • Wixの無料プランは、サブドメインで広告表示がある
  • ドメイン移管に特化した「独自ドメインプラン」もある

Wix料金プランの注意点は下記5つです。

  • 2年目以降は独自ドメイン更新費用が発生する
  • メールアドレス取得は別途費用がかかる
  • Wixアプリは有料が多い
  • データ容量使い放題プランがない
  • 有料プランを解除すると無料サイトに切り替わる

Wixには、多くの料金プランが用意されています。

料金プランを選定する際は、自社ホームページの目的を明確にした上で選定しましょう。

自社のWebマーケティングに力を入れていきたい場合は「Wix Ascend」の活用もおすすめです。

Wixの有料の料金プランでできること

Wixの有料の料金プランではできることは、次のようなことです。

  • 広告の非表示
  • 独自ドメインの使用
  • ビジネス機能の追加

広告の非表示

有料プランを利用することで、広告を非表示にできます。

Wixの無料プランでは、サイト上に広告が表示されます。広告が表示されていると会社やサービスに対して不信感を抱く人もいるため、ビジネス目的の利用であれば無料プランは控えるのが無難です。

独自ドメインの使用

有料プランを利用することで、独自ドメインを使用できるようになります。

Wixの無料プランでは独自ドメインが取得できず、サブドメインでのホームページ運営となります。

サブドメインのままではユーザーに不信感を与えてしまったり、SEO対策が難しかったりするため、ビジネス利用の場合は必ず有料プランにしましょう。

ビジネス機能の追加

予約機能や決済機能などのビジネス機能の追加は、有料プランのうちビジネス&Eコマースプランを選択することで利用できるようになります。

ネットショップを運営したい場合には、ビジネス&Eコマースプランにアップグレードすることが必須です。

Wixの有料の料金プランでも難しいこと・不得意なこと

Wixの有料プランでも、次のようなことは難しかったり、他サービスと比べて不得意だったりします。

  • 複雑なホームページの作成
  • SEO対策
  • 他サービスへのサイトの移行
  • 日本語での電話サポート対応

複雑なホームページの作成

Wixはページ数が多いコンテンツマーケティング用のホームページ作成や、多機能なネットショップ向けのホームページといった複雑なホームページの作成は不得意です。

Wixでもブログ機能やネット決済機能を追加することはできますが、ブログ運営であればWordPressなどのツール、ネットショップ運営であればShopifyなどのツールを利用したほうが、利便性は高いです。

SEO対策

WixでもSEO対策ができますが、WordPressなどの他ツールに比べると、SEO対策に弱いと言われています。

WixがSEO対策に弱いのは、コンテンツ発信のための機能が弱いことや、ページの読み込み速度が比較的遅いことなどが理由です。

実際に、Wixで作成されたサイトが検索上位表示されているのも見かける機会は少ないです。SEO対策を重要視したい場合には、他ツールを使用するのがおすすめと言えます。

他サービスへのサイトの移行

Wixでは、有料プランであっても他サービスへのサイト移行サービスはありません。他サービスにサイトを移行する場合には、コピー&ペーストで手作業で移行させることになります。

他サービスにサイトを移行させる可能性も考慮して、ホームページ運用にWixを利用するか慎重に検討する必要があります。

日本語での電話サポート対応

Wixのカスタマーサポートは最近日本語での電話サポートも行われるようになりました。

Wixの料金プランはどれがおすすめ?ケースごとに紹介

ケースごとにおすすめの料金プランを紹介します。

  • とにかく費用を抑えてホームページを作成したい場合
  • 初めてホームページを作成するという初心者の場合
  • Wixでネットショップを作りたい場合

とにかく費用を抑えてホームページを作成したい場合

費用を押さえてホームページを作成したい場合には、無料プランがおすすめです。

広告が表示されることやサブドメインでの利用となることがデメリットですが、趣味レベルのホームページであれば問題ありません。

初めてホームページを作成するという初心者の場合

初めてホームページを作成するという初心者の場合は、「ホームページプラン」のベーシックがおすすめです。

独自ドメインが取得できて広告も非表示なため、ビジネス向けにも利用できます。規模の小さなホームページであれば、ベーシックの帯域幅とデータ容量でも十分です。

Wixでネットショップを作りたい場合

Wixでネットショップを作りたい場合には、決済機能が追加できる「ビジネス&Eコマースプラン」を選ぶことになります。

ただしネットショップ運営がホームページ作成の主目的である場合には、ShopifyやEC-CUBEといったECサイト構築に特化した他サービスを選ぶのが無難です。

Wixの料金プランの注意点

Wixの料金プランについて、注意しておくべきことは以下のとおりです。

  • ドメイン取得には別途費用がかかる
  • メールアドレス取得には別途費用がかかる
  • Wixのアプリは有料が多い
  • データ容量使い放題のプランはない

ドメイン取得には別途費用がかかる

Wixの有料プランでホームページを運用する場合、各プランの月額利用料金の他に独自ドメインの料金がかかります。1年目はドメイン代は無料で、2年目から有料です。

Wixのドメインの料金は、拡張子の種類や登録期間などによって異なります。

メールアドレス取得には別途費用がかかる

独自ドメインに紐づいたメールアドレスの取得にも、別途料金がかかります。

費用は、680円(税込)/月です。

Wixのアプリは有料が多い

Wixのアプリには有料のものが多いです。

有料アプリでは、1アプリあたり平均で300円~1,500円の月額料金が発生します。

データ容量使い放題のプランはない

Wixにはデータ容量使い放題のプランは存在しません。

契約の途中でプランをアップグレードすることもできますが、追加でコストがかかるので注意が必要です。

Wixの料金プランの変更方法

Wixの料金プランの変更は、管理画面からの操作で簡単です。料金プランの変更ケースごとに、変更方法を解説します。

  • 料金プランをアップグレードする方法
  • 料金プランをダウングレードする方法

料金プランをアップグレードする方法

料金プランをアップグレードするには、Wixアカウントにログイン後「定期購入サービス」ページにアクセスします。

アップグレードするプランを選択し、「もっと見る」<「プランをアップグレードする」をクリックし、画面の案内に沿って支払い手続きをして完了です。アップグレードはすぐに有効になります。

初めて無料プランからプレミアムプランにアップグレードする場合には、14日間のお試し期間が設けられています。14日以内に契約をキャンセルした場合には、プレミアム料金を返金してもらうことができるのです。

すぐにキャンセルできるため、気になる有料プランがある場合には気軽に試してみましょう。

料金プランをダウングレードする方法

料金プランをダウングレードするには、Wixアカウントにログイン後「定期購入サービス」ページにアクセスして、解約したいプランを選択し、「プランをキャンセル」をクリックします。

プレミアム失ってもよいか、確認ページが表示されます。問題なければ、そのままキャンセル手続きを進め、手続き完了です。

まとめ

Wixには無料プランと有料プランがあります。有料プランの中でも、データ容量や機能の違いによってさらに料金プランが細分化しています。

費用を抑えて簡潔なホームページを手軽に作りたい場合は、無料プランがおすすめです。ただし無料プランは制限が多いため、ビジネス利用するのであれば有料プランにアップグレードする必要があります。

ビジネス向けに小規模なホームページを作成したいのであれば、「ホームページプラン」のベーシックから初めて見るのがおすすめです。

●読んでもよくわからない方はWixサポートでも解説してるのでこちらをチェック

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プロフィール

Wix BOSS

Wix BOSS

株式会社ラジャ / Raja Co. LtD. セールスマネージャー / Sales Manager 菅野佑樹 / Kanno Yuki

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