コラム

Wix Studioで実現するノーコードDX戦略 人とデジタルの力で課題解決を推進する株式会社メイン

”ヒトの力を信じる”をモットーに、さまざまな企業に”おもてなし”の心をもって教育研修や人財サービスを提供する株式会社メイン様。

上場企業である、株式会社シイエム・シイのグループ会社である株式会社メイン様が、AIやデジタル化が進む時代における変革の一つとして、この度ホームページのリニューアルにWix Studioを導入しました。

その制作全般を弊社にお任せいただきました。インタビューにて、ホームページリニューアルに対する思いを以下の方々にお話しいただきましたのでご紹介します。

株式会社メイン 取締役社長 池田さん(以下 池田社長)
株式会社メイン 事業変革部 次長兼事業開発室 室長 松尾さん(以下 松尾室長)
株式会社メイン 事業変革部 戦略企画室 室長 須藤さん(以下 須藤室長)

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株式会社メインの会社概要

【株式会社メイン様 ご紹介】

株式会社メイン様は、1988年の創業以来「ひとのチカラを信じる」という理念のもと、“おもてなしマインド”を軸に、自ら考え行動し変化を起こせる人づくりと、その成果を定着させる仕組みづくりを支援してきた老舗企業です。

近年ではAIやICTを積極的に活用し、組織や社会の変化に柔軟に応える取り組みを展開されています。近年ではAIやICTを活用し、時代の変化にも柔軟に対応する企業へと進化されています。

「EX(Employee Experience)の最大化」を掲げ、「共に歩み、共に創り、共に笑う」というビジョンを通じ、働く方々と同じ目線に立ち、最善のゴールを共に目指す姿勢が印象的です。

健康経営やワークライフバランスの推進にも積極的で、「健康経営優良法人」など多数の認定を獲得されています。

CMCグループの一員として、「感謝」「誠実」「全力遂行」をはじめとする6つの行動指針のもと、信頼に応える企業活動を展開されています。

––––– お名前と役職、会社概要をお願いします。

池田社長:取締役社長の池田です。

株式会社メインは人を中心としたビジネスですが、現在デジタル化が進む中、変革期を迎えています。お客さまにしっかり寄り添い、課題をキャッチアップしたうえで、最適なものを提供することを推進している会社です。

松尾室長:事業変革部 事業開発室の室長の松尾です。

弊社は、「パートナーグロース支援」「人と組織の成長支援」「現場変革デザイン」の3つを柱とした事業を行っております。

須藤室長:事業変革部 戦略企画室の室長の須藤です。

弊社のお客さまは交通インフラを担っている鉄道業界を含むモビリティ領域のメーカー、販売サービス、通信事業を展開されている方々を中心としています。

完成したホームページを見た感想

––––– 完成したホームページをご覧になっていかがでしたか?

池田社長:デザインはとてもよいと思います。

前回のホームページから大きく変えたかったのと、メッセージが伝わるようにしたかったのですが、「弊社メインがこうしていきたい」というのをわかりやすい言葉でシンプルに提案してくれました。最初そのコピーを見て、ラジャさんに任せて「大丈夫だな」と思ったんです。こちらがまだ固まりきれていないところもありましたが、サイトの軸になる部分がブレなかったので、「あとはメンバーに任せよう」と思いました。

ホームページリニューアルに至った背景

––––– ホームページリニューアルに至った背景を教えていただけますか。

池田社長:もともとのホームページはありましたが、私が社長に就任したときからメインがどういう会社なのかリブランディングしたいという意思がありました。今まで情報が多すぎたので「私たちが何者なのか」「何を大切に、どういう活動をしていくのか」をシンプルかつ明確に伝えたいと思ったのが理由です。

––––– ホームページは「変えなくてもよいかな」と思われやすいのではないかと感じますが、今回投資して大きく変えることを選択されたのは、大きな決断だったのではないでしょうか。池田社長が「変えない」ではなく「変える」という選択をされた一番の理由は何ですか。

池田社長:一番はそこに至るまでの「プロセス」が一番大事だと思っているからです。自分たちのサービスをどうすべきかを皆が懸命に考えるというところが大事なんですよね。正直、アウトプットはホームページでなくてもよいのですが、オウンドメディアという「自分たちが何者か」を自分たちのコトバで伝えること、メンバーが考え言語化していく、どういうプロセスを踏んでいくかが重要だと思っています。

ホームページ変更を機に、皆が真剣に「自分たちが何者なのか」「今後何を目指すのか」「どう変わらなくてはいけないのか」を考えます。私がうれしいのは、皆がつかう言葉がどんどん変わってきていることです。それはこのホームページ改定に携わっているメンバーが牽引してくれているのですが、ホームページをきっかけに思考と行動が変わっているのは、とてもうれしいなと思います。

森永:ある意味チームビルディングや組織づくりという観点でも、池田社長は捉えているということですね。皆で経営層として「自分たちが何者なのか」「どこを目指すのか」を考えるのは大前提ということでしょうか。

池田社長:大前提ですね。ホームページは会社の色が出てしまいます。新生メインをしっかりと見せていかなくてはならないのは、社外だけでなく社内においても言えることです。

そのきっかけがホームページの改定だったと思っています。

森永:面白いですね。観点が中長期的ですよね。組織づくりのプロセスというのは評価されるので、ホームページでも「集客」「採用」という目的がはっきり見えていて、我々も他の会社では味わえないようなことを学ばせていただきました。私も一緒に作っていく中で、池田社長が目指されている軸をとても感じました。

ラジャを選んだ理由

––––– ラジャを選んだ理由は何でしょうか。

松尾室長:初回の打ち合わせ時に、事前に弊社を調査していただいて、「ここがよくないところ」だと忌憚のない意見を言ってくれました。プロの目線が今まで入っていなかったので、プロとしてちゃんと意見を言ってくれるところがよいなと思いました。

須藤室長:初回にご提案いただいたときに、完成までのプロセスをしっかり提示してくれて、たどり着くゴールがイメージしやすかったところも、御社にお願いした理由です。

森永:最初スケジュールがかなりタイトでしたよね。過去にないスピード感で驚きました。特に稟議プロセスはかなり時間がかかると想定していましたが、本当に早かったです。池田社長もスピード感は意識された部分だったのでしょうか。

池田社長:迷う意味がないと思ったんです。ラジャさんの提案内容が、ホームページの現状を見て明確に課題を出してくださっていたこと、Wixにも精通していて安心感があったこと、さらに、弊社のメンバーも「ラジャさんに」という意見で一致していたこともあり、決断は早かったです。ラジャさんとのスピード感が合っていたところもよかったですね。

ホームページリニューアルで難しかった点や改善点

––––– ホームページを作り変えるにあたり、想像より難しかったと感じる点、ラジャの進め方の改善点はありますか?

松尾室長:短いタイトなスケジュールでお願いしていたので、リブランディングするに当たり、「今後こういう方向で進みたい」というサービス面でなかなか伝わらない部分を、もっと話し合う時間がとれたらよかったなと思いました。

須藤室長:中に入れるエレメント類の素材のバリエーションをもっと話し合う機会があればよかったな、というのは今後に活かしていきたい反省点です。私たちのエレメントがたくさんあって、その中から取捨選択という方式をもっと取りたかったなというのはあります。我々の準備不足もありますが、写真などの素材をどういうところでどれくらい用意しておくべきか、というようなお話がもう少しできたらうれしかったです。

Wix EditorからWix Studioを導入した感想

––––– 今回Wix EditorからWix Studioを導入して、運用面の変化はありますか?

松尾室長:池田から9箇所くらい直したい点があると要望があり、さっそく直しましたが、問題なく自分たちで修正することができました。

森永:写真や文言などEditorよりStudioの方が簡単になったと思いますが、コンテンツ編集モードなど、使いやすくなったのではないでしょうか?

松尾室長:色合い的には使いやすくなったと思いますが、まだ部分的にしか触っていないので、これからいろいろ試してみたいと思います。

ホームページリニューアルによる変化や不安

––––– ホームページを変更したことで社内の変化や、このようなアウトプットができてよかったなということはありましたか?

松尾室長:顔(ホームページ)が変わったところなので、今後環境を変えていく中で社内の変化も感じられると思います。なので、これからに期待ですね。

池田社長:親会社であるCMCの部長会で、メインホームページが変わったことを伝えて見せたところ、「とても変わった感がある」と言っていました。

もしかすると内部よりも外から見た方が変化を感じるのかもしれませんね。

––––– ホームページががらりと変わったことに対する不安はありませんでしたか?

松尾室長:今までは社内で内製で変えていたものが、プロが入るとこんなに変わるんだなと思いました。

須藤室長:もともと一つ前のホームページのときからガツガツ変えていっていたので、がらりと変わることに抵抗はなかったです。以前より明るい印象になったので、お客さまに紹介するときにイメージ戦略として使えるようになったなと思いました。

森永:今回たくさん写真も撮らせていただきました。以前はフリー素材を使用されていましたが、実際の皆さまの仕事風景をホームページに使用するという点ではいかがでしたか。

池田社長:それはよかったと思います。ただ、もう少し社員を撮りたかったですね。使われたのが3名くらいだったので、もっと日頃から仕事している風景の素材を集めていたらよかったなと思いました。

森永:写真はリニューアルしていくべきものでもあるので、来年あたりにメンバーページなど作ったらおもしろいかもしれませんね。

選ばれる理由 山田ディレクターの印象とは?

––––– 今回制作の進行を担うディレクターとして山田が入りましたが、印象的なところはありましたか?

松尾室長:チーム感があり、「一緒に働きたいな」と思わされる方だなと思いました。お客さんともチームになってやっていくので、データを共有しながらできたところがやりやすかったです。メールや電話も使ってコミュニケーションがとれたのもよかったです。

須藤室長:ホームページでニュアンスを伝えたり、気遣いが必要な部分もあったりしますが、山田さんがコミュニケーションを密にとって、ミーティングベースで進めてくれたのもやりやすかったですね。

森永:進行やスケジュールでわかりにくい点など、問題はありませんでしたか?

松尾室長:そもそもスケジュールもオープンにしてくださったこと、質問も履歴が残るようにしてくださっていたので、差異もなく明確でやりやすかったです。

須藤室長:相当無理を言いましたが、それでも我々に寄り添ってくださり、この期日でできたのも山田さんのおかげです。

今後の展望

––––– 今後ホームページをこのように活用していきたい、という展望はありますか。

池田社長:冒頭のメッセージの部分は普遍的に変わりませんが、今後サービスにおいてはもっと伝わりやすい形に変えていかなければならないと思っています。今後お客さまのサポートをしていきながら実績をしっかり形にして、運用フローを型化していく必要性がありますね。情報は生き物ですから・・・。

森永:今後の運用も大事になってきますね。弊社も過去に事例が少ないスピード感で作らせていただいたので、無事完成できてこのようにお話できていることにほっとしています。

この度は、本当にありがとうございました。

インタビュアー:株式会社ラジャ 森永
担当ディレクター: 株式会社ラジャ 山田

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