こんにちは、ラジャのけんいちです!
個人事業主になったのはいいけれど、まずは何をすればいい?とお悩みの方も多いことでしょう。
個人事業主になると、まずは「自分」のことを知ってもらうツールが必要です。
そのために「ホームページ」を活用する個人事業主は多く、選ばれるホームページを制作するにはどうすればよいのか皆さんが試行錯誤しています。
個人事業主という働き方が増えてきたからこそ、「選ばれるホームページ制作」がカギとなります。
今回は、選ばれるホームページを作る秘策を大公開!
ぜひ最後までご覧ください!
個人事業主がホームページ制作する目的
個人事業主にとって、ホームページ制作は「自分の顔」といっても過言ではないほど重要なものです。
現在はSNSで発信する個人事業主も多いですが、やはり見やすくまとまっているホームページを制作しておく方が、顧客や契約先にとってはわかりやすいものです。
個人事業主がホームページを持つ目的は、「自分の事業・商品を知ってもらうこと」。
見てもらう相手に、いかにわかりやすく見やすいホームページを制作するかを考え、自己満足にならないホームページ制作を心がけましょう。
自分のプロフィールや実績はもちろん、重要な箇所をわかりやすい位置に配置したり、事業にふさわしいデザインを選ぶこともホームページ制作において重要なポイントといえます。
個人事業主がホームページ制作をする理由 3つ
個人事業主がホームページ制作する理由は、以下の3点です。
- 新規顧客を獲得するため
- 信頼を得るため
- 費用を抑えて広く知ってもらうため
順番に具体的に見ていきましょう。
【個人事業主がホームページ制作をする理由①】新規顧客を獲得するため
個人事業主が事業を拡大させていくためには、なんといっても「新規顧客を獲得する」ということは欠かせません。
顧客はホームページで検索することが多いので、GoogleやYahoo!などの検索エンジンを活用したアプローチが有効です。
これらの検索エンジンでは、日々膨大な量の情報収集が行われています。
媒体に自分のホームページを表示させることで、その事業や商品に興味がある客層からのアクセスを伸ばすことも可能です。
検索エンジンの上位に表示されれば、さらに多くの人の目に触れ、顧客を獲得することもできます。
検索エンジンでの上位表示を実現するための取り組みを、「SEO(検索エンジン最適化)」といいます。
SEOには専門的な知識が必要となる分野もありますが、 SEOに配慮されたホームページ制作をすれば、基本的な施策は初心者でも簡単にできます。
現在はSEOの施策が備わっているホームページ制作ツールも多くあり、個人でSEOを安価に運用することも可能です。
ホームページ制作自体もさまざまなテンプレートから選び、ドラッグ&ドロップで直感的に制作できるので、個人事業主にホームページ制作ツールはとても心強い味方になることでしょう。
【個人事業主がホームページ制作をする理由②】信頼を得るため
個人の顧客を相手にする事業であれば手軽に見られるSNSが有効な場合もありますが、法人向けの事業の場合は、信頼性を獲得するために公式ホームページがある方がダントツに仕事につながりやすくなります。
なぜなら、企業が外部の事業者に仕事を発注する際は「発注して大丈夫なところか」を事前にホームページを見て評価するからです。
これには、「かけた費用に見合う仕事が期待できるか」という観点だけでなく、「法律的な問題に発展するリスクが無いか」などコンプライアンス的な視点も含まれます。
つまり、ホームページは個人事業主にとって「履歴書」や「職務経歴書」のようなものです。
プロフィール、過去の実績、その人のセンスや性格など、ホームページを見て判断されることが多いので、「相手の立場に立ったホームページ制作を最初から心がけること」が選ばれる個人事業主になるために重要なことは容易に理解できるでしょう。
【個人事業主がホームページ制作をする理由③】費用を抑えて広く知ってもらうため
個人事業を始めるときには何かと経費がかかります。
だからこそ、事業の広告はなるべく費用を抑えた宣伝で多くの顧客や契約先を獲得したいものです。
そのために、ホームページ制作はとてもコストパフォーマンスがよいといえます。
ホームページを公開することで検索エンジン経由での集客を期待できますが、そこには広告掲載料等は発生しません。
また、上位表示が実現できれば長期的に持続することもめずらしくなく、もし最初の段階でホームページ制作に労力をかけたとしても、中長期で見ればかなりコストパフォーマンスがよくなる傾向があります。
つまり、 ホームページによる集客効果には将来的な資産性があり、「常に広告宣伝費や外注費をかけ続けなければならない状態」ではなく、「ホームページが表示されていることで、半ば自動的に集客できる状態」に変えることができるのです。
個人事業主がホームページ制作をする方法 3つ
では、個人事業主のホームページの重要性がわかったところで、実際にホームページ制作をするにはどのような方法があるのでしょうか。
方法は主に以下の3つです。
- ゼロから自作する
- ホームページ制作ツールで自作する
- プロに依頼して制作する
順番に見ていきましょう。
【個人事業主がホームページ制作をする方法①】ゼロから自作する
ホームページ制作をする1つ目の方法は、「ゼロから自作する」です。
この方法は専門的な知識を必要とするため、一番難しい方法といえるでしょう。
初心者にはおすすめできませんが、プログラミングを事業とする個人事業主であれば自作したホームページ自体が「実績」となりますので、労力をかけてでもゼロから自作することをおすすめします。
【個人事業主がホームページ制作をする方法②】ホームページ制作ツールで自作する
ホームページ制作をする2つ目の方法は、「ホームページ制作ツールで自作する」です。
前述した「初心者が費用を抑えて顧客を獲得する」という目的を考えると、個人事業主をはじめたばかりの人にはこの方法が一番ベストと言えるでしょう。
無料からはじめられるホームページ制作ツール(CMS)も多くありますので、初心者でもお試し感覚で自作できるのもハードルが高くないのでおすすめです。
ゼロから自作するにはコーディングといわれる専門知識が必要ですが、ホームページ制作ツールを使用すれば、テンプレートで基本のフォーマットを選び、必要事項をドラッグ&ドロップで直感的に組み合わせていくだけでプロ顔負けのデザイン性の高いホームページ制作が可能です。
簡単な自己紹介や履歴書代わりのホームページ制作であれば、CMSの活用で十分叶います。
【個人事業主がホームページ制作をする方法③】プロに依頼して制作する
ホームページ制作をする3つ目の方法は、「プロに依頼して制作する」です。
もし事業が比較的大きくて、今後さらに本格的に発展させていきたい、ということであれば、初期投資として数十万~数百万円の費用をかけてホームページ制作をWeb制作会社などのプロに依頼する、という方法もおすすめです。
Web制作のプロとは、「フリーランス」か「Web制作会社」に依頼するという大きく2パターンにわかれます。
「費用を抑える」「着手が早い」という点ではフリーランスに依頼するのがよいですが、信頼性はきちんと見極めた上で決めましょう。
一方、Web制作会社に依頼すると信頼性は高いですが、見積もりやアフターフォローもしっかりと何社か比較したうえで決めましょう。
Web制作会社はフリーランスへ依頼するよりは費用はかかりますが、その分より専門性の高い提案を得ることができます。
弊社ラジャでもWeb制作のご相談をお受けしております。
制作だけでなくその後の運用のフォローもしっかりしておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
絶対必要!個人事業主がホームページ制作時に入れるべき内容とポイント 4つ
では、個人事業主がホームページ制作するときに入れるべき内容とはどのようなものでしょうか。
絶対に外せない項目と選ばれるためのポイントを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
まず、項目としては以下の通りです。
- プロフィール
- 事業・サービス概要
- 実績・顧客の声
- お問合せフォーム
1つずつ解説していきます。
【個人事業主がホームページ制作時に載せるべき内容①】プロフィール
個人事業主とは、いわば個人を商品にする仕事です。
あなた自身の人となりは顧客や契約先にとって選ぶ重要なポイントとなりますので、どんな人かよく伝わるプロフィールづくりを心がけましょう。
経歴はもちろん、可能であれば顔写真も掲載すると雰囲気が伝わりやすくなるためおすすめです。
顔写真は明るい表情や雰囲気のものを選びましょう。
また、業種にもよりますが、SNSでも事業に関連する情報発信を積極的に行っている場合は、SNSアカウントへのリンクも配置するとより顧客の拡大につながります。
【個人事業主がホームページ制作時に載せるべき内容②】事業・サービス概要
個人事業主としてどのような事業やサービスをしているのかは、コンテンツとして外せません。
はじめて見る相手にもわかりやすく事業内容を伝えられるよう、箇条書きを使用して記載しましょう。
ただ内容を記載するだけでなく、以下のポイントを抑えて掲載すると相手のニーズに応えやすくなります。
項目 | ポイント |
解決できる課題 | 顧客は何か悩みや課題を持ってサービスを探していることが多いです。 その悩みや課題をどう解決できるかを明確に記載しておきましょう。 |
事業・サービスの強み | 同じような事業者が多い場合、他社(他者)と比較して自分の事業やサービスがどのように優れているのかを記載しておきましょう。 比較した顧客があなたを選ぶ判断材料になります。 |
利用の流れ | 利用してみたいと思った顧客の背中を後押しする一歩として、利用方法を記載しましょう。 なるべくシンプルで簡単なものがよいです。 複雑な利用方法だと顧客は離れやすいので、利用方法のすぐ下にボタンをクリックすれば利用ができるような流れをつくっておくとよいでしょう。 |
また、もし法人の場合は、事業者概要も信頼度を高めるために重要ですので、可能な限り以下の内容も記載するようにしましょう。
- 屋号
- 代表者名
- 連絡先(問い合わせフォームでも可)
- 設立年
- 所在地
- 事業内容
- 主要取引先
- 加盟団体など
【個人事業主がホームページ制作時に載せるべき内容③】実績・顧客の声
もし事業がある程度進んでいて、実績や顧客のGOODコメントがあるのであれば、ぜひ掲載しましょう。
顧客にサービスを利用することで得られる「よい未来」を具体的にイメージさせることができますし、法人相手であれば実績を見ることでさらに信頼度を高めることができます。
特に、「他者評価」は信頼性を高めるためにとても有効です。
ただし、ホームページに実績やコメントを掲載するためには顧客や契約先からの承諾が必要であることが一般的なので、確認はとっておきましょう。
「実績が載っている = その顧客と良好な関係を築けている、満足を得られている」という印象を与えることができますので、ページを見た人からのさらなる信頼獲得にもつながり、おすすめです。
【個人事業主がホームページ制作時に載せるべき内容④】お問い合わせフォーム
あなたのホームページを見て発注したいと思った方がスムーズに連絡を送れるように、問い合わせフォームは必ず設置しましょう。
この際、項目が多くなるほど入力の手間が増えて途中離脱が発生する可能性が高くなるので、必須の情報のみに絞ることがおすすめです。
ホームページ制作ツールにもお問合せフォームの機能が備わっていることが多いので、ホームページ制作ツールを選ぶときは必要な機能がそろっているかも必ず事前に確認しておくようにしましょう。
個人事業主がホームページ制作する際にかかる費用の目安
では、実際に個人事業主がホームページ制作をする際、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。
以下の3つのパターンで解説していきます。
- ホームページをCMSで自作する場合
- フリーランスに制作を依頼する場合
- Web制作会社に制作を依頼する場合
まず、ホームページ制作で一番費用を抑えられるのは「ホームページをCMSで自作する場合」です。
ホームページを自作する場合、「サーバー」と「ドメイン」が必要です。
ホームページを「家」に見立てるならば、サーバーは「土地」、ドメインは「住所」のようなものと考えていただくとわかりやすいでしょう。
サーバーは一般的には「レンタルサーバー」を利用することが多く、費用がかかります。
費用相場は月額1,000~3,000円です。
ドメインはレンタルサーバーを契約すると無料でついてくる場合が多いです。
ホームページ制作は無料でできても、その後の運用には費用がかかります。
必要な機能に応じてそれくらいの費用をかけるか検討しましょう。
制作自体をフリーランスに依頼する場合の費用相場は約1~10万円です。
Web制作会社に依頼する場合の費用相場は会社の規模によって異なりますが、一般的に小~中規模の制作会社の場合、約10~30万円です。
大規模制作会社の場合、100万円を超えることがあります。
予算と必要な機能、将来性を鑑み、慎重に選びましょう。
費用相場は以下の記事にも詳しく掲載していますので、ぜひ参考にしてみてください!
個人事業主がホームページ制作で失敗する原因 5つ
ホームページは制作して公開することで24時間365日集客に貢献してくれる便利なツールです。
しかし、ホームページを公開したからといって安心はしていられません。
個人事業主にとってホームページはメリットも多く便利なツールですが、失敗する例も少なくありません。
そうならないために、気をつけるポイントも紹介します。
まず、個人事業主がホームページ制作して失敗する原因として、以下の5点が挙げられます。
- ホームページ完成後、売上が上がると勘違いしている
- デザインだけ重視
- ホームページ完成後、運用や更新をしていない
- 目的がなく、掲載内容がわかりにくい
- 集客が苦手なWeb制作会社に依頼している
1つずつ具体的に解説していきます。
【個人事業主がホームページ制作で失敗する原因①】ホームページ完成後、売上が上がると勘違いしている
ホームページが完成しただけでは、集客力が大きく増えることはありません。
特に、検索エンジンを使った集客には即効性がありませんので、完成後間近では何も実感を得られないことも多いです。
しっかりとSEO対策された最高のコンテンツを取り入れたからといって、すぐに集客できることはありません。
検索結果で上位表示されるためにはさまざまな要素が絡み合っているのですが、作成したての新規ドメインで、信頼性もファンもいない状態では、すぐに上位表示するのは難しいと心得ておきましょう。
地道に努力することで上位表示されるようになり、ファンが増えて売上も上がります。
すぐに売上が上がらなくても落ち込まず、改善を繰り返しながら運営していきましょう。
【個人事業主がホームページ制作で失敗する原因②】デザインだけ重視
いくら第一印象が大事だからとはいえ、デザイン性が高いホームページだからよい、というわけではありません。
デザインに高い費用をかけても、中身が伴っていなければ、顧客のニーズに応えられていなければ、ホームページとしての役目を果たせないということを覚えておきましょう。
以下のような失敗はしていないでしょうか。
- どこに何に情報があるかわかりにくい
- アニメーションが終わるまで操作ができない
- メニューが全て英語
- 動きが激しい、色が鮮やかすぎて視覚的に疲れる
そのサービスを利用したいターゲットの顧客層にあわせ、デザインも選びましょう。
デザインはシンプルに、内容はわかりやすく、がコツです。
【個人事業主がホームページ制作で失敗する原因③】ホームページ完成後、運用や更新をしていない
ホームページで集客するには、中身のコンテンツを充実させていかなければ売上は伸びていきません。
更新されていないホームページは情報が古くなっていきますし、競合がそれ以上のホームページを更新することで相対性でも負けてしまいます。
その結果、時間とともにホームページの価値は下がっていってしまうのです。
ほったらかしにするのではなく、ホームページも生き物だと思い、こまめに手入れをしていきましょう。
しかし、ただ闇雲に「更新すればよい」ということではありません。
中身が伴っていなければアクセスが増えることはないので売上が上がることもありません。
無駄なページが増えることでサイト全体の評価が下がってしまう可能性もありますので、運用も注意が必要です。
【個人事業主がホームページ制作で失敗する原因④】目的がなく、掲載内容がわかりにくい
結果が出るホームページは、明確な目的を持ってサイトを設計しています。
たとえば、以下のような目的です。
- 多くの人に知ってもらう(新規顧客の開拓)
- 新しい情報を伝える
- 購入・申し込みをしてもらう
- アクセス・問い合わせを増やす
- 売上を上げる
- ブランディング
目的がぶれているホームページは顧客も情報迷子になりやすく、離脱される可能性が高いです。
そのホームページは「なんのために」あるのかしっかり目的を定め、目的に沿ったコンテンツを作っていきましょう。
【個人事業主がホームページ制作で失敗する原因⑤】集客が苦手なWeb制作会社に依頼している
Web制作会社によっては、ホームページ制作の技術は一流でも、集客に関しては苦手な会社も多いです。
ホームページを持つことでもっとも重要なのは、「結果を出す」ことです。
集客を目的とするならば、集客が得意なWeb制作会社に依頼しましょう。
ホームページ制作を外注で依頼する場合は、過去に集客がアップした実績がある会社か、そのためにどのような施策をしているのかもしっかり確認して、会社選びをしましょう。
【まとめ】個人事業主がホームページ制作するなら最適な時間とお金のつかい方を!
個人事業主にとって、ホームページ制作は最初の入口であり、特にはじめたばかりの方にとっては労力も時間もかかることでしょう。
いかに時間を短縮して費用をかけるべきところに投資するかが重要になってきます。
最初は何もわからないから費用をかけてプロに依頼する、という方法もおすすめです。
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