コラム

Webサイト作成に最適なノーコードツール5選!ノーコードのメリット・デメリットとは?

こんにちは!ラジャのけんいちです。

Webサイトを作成するにあたり、プログラミングなどの専門的な知識がなくても簡単に作れる「ノーコードツール」が今や主流になっています。

「たくさんノーコードのWebサイト作成ツールがあるけれど、何を選べばよいかよくわからない!」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。

今回はWebサイト作成に最適なノーコードツールを5つに絞りご紹介します。

また、「ノーコードって本当に大丈夫?」と不安な方にも、ノーコードツールのメリット・デメリットを徹底解説!

この記事を読み終わる頃にはノーコードツールへの不安が解消していることでしょう。

ぜひ最後までご覧ください!

「ノーコードツール」とは?

まずおすすめのノーコードツールをご紹介する前に、そもそも「ノーコードツール」とは何かを解説しましょう。

「ノーコードツール」は、シンプルに言うとWebサイトやアプリを簡単に開発できるツールです。

本来、Webサイトを作成するにはJavaScriptやHTML/CSSなどのプログラミング言語を使用してコードを記述する必要があります。

しかし、ノーコードツールではプログラミングのスキルや知識がない人でも、ドラッグ&ドロップの直感的な操作でイメージに合うWebサイトやアプリを作成できるのです。

専門的な知識が必要ないため、幅広い層に人気があり、個人から企業までさまざまな場所で利用されています。

ノーコードツールを使用すればプログラマーにコーディングを依頼する必要がありませんので、Webサイトの制作コストを抑えられ、制作期間を短縮できるというメリットもあります。

Webサイト以外にも、業務効率化アプリやモバイルアプリ、AIアプリなどもノーコードで作成することが可能です。

ノーコードでできるおすすめのWebサイト作成ツール5選

ではいよいよ数あるWebサイト作成ツールの中から、「初心者でも簡単にかつコストを抑えて作成できる」おすすめのノーコードツールを5つご紹介していきましょう!

  1. Wix(ウィックス)
  2. STUDIO(スタジオ)
  3. ペライチ
  4. Shopify(ショピファイ)
  5. BASE(ベイス)

以上5つが、ノーコードでできるおすすめのWebサイト作成ツールです。

1つずつ解説していきます。

ノーコードでできるおすすめのWebサイト作成ツール①「Wix」

1つ目におすすめのノーコードツールは、「Wix(ウィックス)」です。

Wixは世界で1億6,000万人以上、180カ国以上で使用されています。

<こんな方におすすめ!>

優れたデザイン性を求める方

<おすすめポイント>

  • 目的や用途から最適なWebサイトが自動で生成される
  • テンプレートが豊富で海外サイトのようにスタイリッシュ
  • 無料プランでホームページ作成と維持ができる
  • 動きのあるWebサイトが作れる

Wixは数あるノーコードツールの中でも、「優れたデザイン性を求める方」におすすめです。

サイト作成の専門的な知識は不要で、ドラッグアンドドロップの操作でWebサイトを作れる「ノーコード」であることはもちろん、最初に目的や用途についての質問に答えるだけで、最適なWebサイトが自動で生成されます。

テンプレートは900種類以上あり、海外発のWeb作成ツールならではのスタイリッシュな海外サイトのようなデザインが豊富です。

そのため、初心者でも簡単にデザイン性の高いWebサイトを作れることで人気があります。

Webサイト内のコンテンツ部分は後で編集できるため、自由に調整して内容を変更できますが、Wixは一度作ったテンプレートを途中で変更できませんので注意しましょう。

また、Wixは無料プランでホームページの作成と維持の両方ができるので、コストをかけずにWebサイトの運用が可能です。

テキストを動かしたり、背景を動画にしたりするなどのWebサイトの動きを作れる点もWixの大きなメリットといえます。

アカウント内で複数のサイトを作成することも可能です。

ただし、1GBまでの帯域幅や500MBまでのデータ容量などの制限があります。

ほかにも、無料だと独自ドメインの使用ができなかったり、広告が掲載されたりする制約がありますので、Webサイトをビジネスに利用する場合は有料で利用するとよいでしょう。

ノーコードでできるおすすめのWebサイト作成ツール②「STUDIO」

2つ目におすすめのノーコードツールは、「STUDIO(スタジオ)」です。

「STUDIO」は東京都渋谷区に本社を構えるSTUDIO株式会社が開発・提供する、SaaS型ノーコードホームページ制作ツールで、2018年のサービスリリース以降、利用者は15万人を超えています。

<こんな方におすすめ!>

自由自在にWebサイトをデザインしたい方

<おすすめポイント>

  • デザイン機能が豊富
  • 国内のWebサイト作成ツールなので日本語対応
  • 使い方を紹介する動画が豊富
  • ブログ運用も対応
  • 共同編集でチームの運用も可能

STUDIOはコードやテンプレートに縛られることなく、「自由自在にWebサイトをデザインしたい方」におすすめです。

アニメーションを含む全デザイン機能、フォーム機能を無料で使えるほか、バナー非表示、コラボレーション可能なCMS機能を強化した各種有料プランも用意されています。

他のノーコードツールに比べて日本語に対応していることや、デザインの自由度が高くスタイリッシュなWebサイトを作成できることが幅広い層に人気な理由です。

STUDIOは、ボタンひとつでテキストや画像の挿入ができます。

STUDIOの操作画面はシンプルでわかりやすいため、初めて使う人でも安心できるノーコードツールです。

画面左のツールバーでテキストや画像の挿入を選択すると、入力ボックスや画像挿入のボックスが操作できます。

また、STUDIOには使い方を紹介する動画が豊富に用意されており、「ポートフォリオの作り方」「レスポンシブデザインの作り方」などテーマ別に探せるため便利です。

CMS機能がついており、ブログ運用にも対応しているため、サイト公開後も幅広い用途で活用できます。

さらに、STUDIOの無料プランは、約40のデザインテンプレートが無料で使えるのもうれしいポイント。

無料でもデザイン性は高く、他のWebサイト作成ツールの有料版と比べても遜色ない完成度で、モリサワが提供する500種類以上の有料フォントも使えるため、表現の幅が広がります。

他にも、共同編集ができるのでチームでの活用も可能です。

ただし無料版は独自ドメインの使用や、画面左下のSTUDIOバナーの非表示設定には対応していません。

ネットショップの作成にも対応していないため、ビジネス用途のホームページで運用する際は有料版を購入することをおすすめします。

ノーコードでできるおすすめのWebサイト作成ツール③「ペライチ」

3つ目におすすめのノーコードツールは「ペライチ」です。

「ペライチ」は、日本企業が開発したサービスで、コンセプトは「誰でもカンタンにホームページを作れるサービス」。

サービスの名前のとおり、直感的な操作で簡単に1枚のWebサイトが作れることが特長です。

<こんな方におすすめ!>

簡単にシンプルなWebサイトを作成したい方

<おすすめポイント>

  • 日本人向けのデザインが豊富
  • わからないことがあればサポーターに相談できる
  • 1つずつの工程を説明してくれるチュートリアルがある
  • 別途サーバーを契約する必要がない

ペライチは「簡単にシンプルなWebサイトを作成したい方」におすすめです。

特に、LPや小規模なホームページの作成に適しています。

他のWebサイトの作成ツールとは異なり、日本人向けのデザインが豊富に利用できますし、400種類以上のテンプレートの中から選んで文章・画像を挿入し、ワンクリックでWebサイトを公開できます。

また、ペライチには300名以上のサポーターが在籍しており、操作方法などわからないことがあれば相談できる仕組みが整っているのもうれしいポイントです。

さらに、ペライチのチュートリアルは1つずつの工程を丁寧に説明してくれるので、初めての方でもスムーズにWebサイトの作成を進められます。

全デザイン機能とフォーム機能を無料で使え、有料プランであればバナー非表示やCMS機能を強化することも可能です。

他にも、WordPressは自分でサーバーを用意する必要がありますが、STUDIOはその必要がありません。

STUDIOのサービス利用料に含まれているため、別途サーバーを契約する手間がないのは、すぐにWebサイト制作に取りかかれるので大きなメリットと言えます。

ノーコードでできるおすすめのWebサイト作成ツール④「Shopify」

4つ目におすすめのノーコードツールは「Shopify(ショピファイ)」です。

「Shopify(ショピファイ)」は、高度なECサイトを構築できるノーコードツールです。

ECプラットフォームとしてのシェアは世界No.1で、全体のWebサイトのうちの3%はShopifyで作られています。

<こんな方におすすめ!>

クオリティの高いショッピングサイトを作りたい方

<おすすめポイント>

  • 100種類以上の無料テーマからデザインが自由に選べる
  • コードを追加してデザインをカスタマイズしたり機能を開発したりできる

Shopifyは、「クオリティの高いショッピングサイト(ECサイト)を作りたい方」におすすめです。

ノーコードにもかかわらずECサイトに必要な機能はすべてそろっており、100種類以上の無料テーマからデザインも自由に選べるため、もっとも完成度が高いECサイト制作ツールと言われています。

対応言語は基本的には英語ですが、日本語専任サポートもあるので初心者でも安心です。

またプログラミング経験者の方は、コードを書き加えることもできるので、デザイン性の高いECサイトにカスタマイズしたり、機能を開発したりすることもできます。

初心者からプロまで、幅広く使えるECサイトにおすすめのノーコードツールです。

さらに、とてもデザイン性の高いWebサイトで、機能についてもしっかり実装されているため、顧客目線で満足度の高い仕上がりになるのも特長。

Shopifyはアパレル系のネットショップとは相性がよいので、よく使われている印象です。

クオリティの高いECサイトを制作するなら、迷わずShopifyをおすすめできるくらい、すぐれたノーコードツールと言えます。

ノーコードでできるおすすめのWebサイト作成ツール⑤「BASE」

5つ目におすすめのノーコードツールは、「BASE(ベイス)」です。

BASEもショッピングサイトに適した日本生まれのノーコードツールです。

<こんな方におすすめ!>

日本語対応でショッピングサイトを作りたい方

<おすすめポイント>

  • 初期費用が一切かからない
  • チャットによる日本語のオンラインサポートを受けられる
  • コードを書き加えてデザインをカスタマイズできる

BASEは国産のノーコードツールであることから、「日本語対応でショッピングサイトを作りたい方」におすすめです。

BASEは初期費用が一切かからず、チャットによるオンラインサポートなども利用することができるため、ネットの知識がまったくない方にもおすすめできます。

Shopifyと同様に、コードを書き加えることによってデザインなどをカスタマイズすることが可能です。

そのため、初心者からプロまで幅広く無料で簡単にECサイトを構築することができるWebサイト作成ツールと言えます。

ノーコードでWebサイトを作成するメリット

ここまでノーコードでWebサイト作成できるおすすめのノーコードツールを3つご紹介してきましたが、それぞれ簡単にデザイン性の高いWebサイトが作れることがご理解いただけたのではないでしょうか。

しかし、「ノーコード」は簡単でデザイン性が高いだけがメリットではありません。

もう少しノーコートツールのメリットを深掘りしていきましょう。

ノーコードツールは企業に最適

ノーコードツールの最大なメリットは「簡単」なので、初心者向けのように思われがちですが、そうではありません。

企業にとっても、最適なWebサイト作成ツールといえます。

その理由は、以下3点です。

  1. チームで作成・運営していくために活用しやすい
  2. 開発・運用コストの削減につなげられる
  3. 開発スピードが速い

ノーコードツールは企業でチームで作成・運営していくためにも活用しやすいWebサイト作成ツールです。

なぜなら、業種・業界によっては、社内にITに精通した人材がいないこともめずらしくないからです。

とくに、IT人材不足が深刻化している昨今、プログラミングスキルをもつ人材の確保に難航してしまうケースも考えられます。

そのような企業がシステム導入を検討する際、専門知識の有無を問わないノーコードツールは魅力的です。

また、開発・運用コストの削減につなげられる点も、ノーコードツールのメリットと言えます。

システムの開発や運用などを外部に委託することなく、社内のリソースで対応することができるので、コストを抑えることが可能なのもうれしいですね。

さらに、開発スピードの速さもノーコードツールのメリットです。

通常、システム開発を行う際は、現場担当者が必要な機能に関する要望をまとめ、システムエンジニア(SE)が要件定義やシステムの設計を行い、プログラマー(PG)がコーディング作業を行いWebサイトを構築していく、という流れが一般的です。

一方、ノーコードツールであればコーディングの必要がなく、専門知識を持たない現場担当者でも自ら開発を進めることができるため、従来よりもスピーディーに開発を進めることができるでしょう。

以上、「チームで作成・運営していくためにも活用しやすい」「開発・運用コストの削減につなげられる」「開発スピードが速い」の3点が企業におけるノーコードツールのメリットと言えます。

ノーコードでWebサイトを作成するデメリット

ノーコードツールは多くのメリットがありますが、デメリットも存在します。

ここからはノーコードでWebサイトを作成するデメリットを解説していきましょう。

ノーコードツールのデメリットは以下2点です。

  1. カスタマイズが制限される
  2. プラットフォームへの依存が大きい

以下に解説していきます。

ノーコードツールならではの制限

まず、1つ目のデメリット「カスタマイズが制限される」という点についてです。

ノーコードツールでは、プラットフォーマーが用意しているテンプレートや機能、オプションを組み合わせてWebサイトを作成していきます。

そのため、プログラミングでWeb制作する場合に比べるとどうしても自由度が劣るのは否めません。

大規模開発や複雑な開発には対応できないケースもあるため、ノーコードツールを選ぶ場合は自社が望む開発を実現可能かあらかじめ確認しておきましょう。

つづいて、2点目のデメリット「プラットフォームへの依存が大きい」という点についてです。

ノーコードツールは海外企業が提供している場合が多く、日本語でのサポートに対応していないケースや、利用方法に関するアドバイスやトラブルシューティングのための情報収集に苦慮してしまうケースが考えられます。

万が一使用しているプラットフォームが終了してしまった場合、開発したシステムを利用できなくなってしまう恐れもありますので、プラットフォームを提供している企業の安定性やサポート体制については事前に確認しておきましょう。

ノーコードで簡単にWebサイトを作成することが「ゴール」ではない

プログラミングで作成したWebサイトよりノーコードツールは自由度に制限があるものの、誰でも簡単にWebサイトを作成できることがここまででご理解いただけたかと思います。

しかし、初心者でも簡単にWebサイト作れることがゴールではありません。

必ずWebサイトを作る「目的」があるはずです。

企業でWebサイトを活用する場合は、「認知度を高めたい」「売上を伸ばしたい」「マーケティングをしたい」など、目的があってWebサイトを作成します。

つまり、Webサイトを作成してからが「スタート」であり、そのあとの事業の発展がなければ意味がありません。

事業のマーケティングが加速するよう、顧客管理やデータ分析、広告やSEO対策などの集客ツールも活用して、事業を回していくことが重要です。

マーケティング分析やSEO対策もできるノーコードツールといえば、やはり「Wix」が一番強いといえます。

ノーコードツールを強化する「Wix Studio」が誕生!

さらに、Wixから従来のノーコードツールを超える新機能が2023年8月に誕生したのをご存知でしょうか。

特徴としては、レスポンシブデザインやコーディングにAIを使えるようになりました!

ワンクリックでページ上の要素を関連付けてセクションを最適化したり、ノーコードで使えるエフェクトがさらに高度になり、カスタムCSSも使えるようになったりと、ノーコードツールをかなり上回る機能です。

さらなる柔軟性を特長とした「Wix Studio」は、コーディング機能のある Web 開発・制作用の新しいエディタや、複数サイトを管理するためのワークスペース、新たな収益化につながる機能の提供によって、制作効率の向上をサポートします。

【まとめ】ノーコードでWebサイトを作成するならWix・Wix Studio・STUDIOに強いラジャへ!

「ノーコードツール」と一口に言っても、種類も豊富ですし、ただWebサイトを作って終わり、ではないので選び方も重要です。

弊社「株式会社ラジャ」では、おすすめのノーコードツール5選のうち、「Wix」を中心にWeb制作のご相談を承っておりますが、「STUDIO」についても対応しております。

また、Wix新機能の「Wix Studio」も取り扱っておりますので、Web制作でお困りごとがあればお気軽にご相談ください。

弊社では実際にWixで自社ブランドの内製化をしていますので、お客さまへ最適なデジタルマーケティングのノウハウをご提案しております。

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