コラム

【2024年版】ホームページ制作に使える補助金や助成金を制作会社が解説

ホームページとは、自社の信頼感を高め、

ユーザーに事業内容を理解して、ネット上で販促〜サービス販売が完結できる。販促をする上なくてはならない効果的なツールです。

しかし「ホームページをリニューアルしたい」「ホームページを立ち上げたい」と思っても、制作予算がネックになる方も多いはず・・

そんなときに、バックアップしてくれるのが国や自治体から援助いただける、「補助金」「助成金」です。

効率良く制度を活用する方法をご紹介していきますので、是非最後までご覧ください。

補助金・助成金とは?

皆さんは補助金と助成金の違いをご存知ですか?ホームページに合った補助を探すために2つの違いについてご説明していきます。

助成金について

  • 助成金管轄:厚生労働省
  • 目的:雇用や労働環境の改善が中心
  • 給付額:数十万円〜数百万円
  • 公募について:通年で公募
  • 詳細:受給要件を満たしている事業者は原則受給することが可能です。従業員のスキルアップや賃金の引き上げなど労働関係の条件を満たし、所定の書類を提出することで給付されます。

補助金について

  • 補助金管轄:経済産業省・中小企業庁
  • 目的:新規事業の支援や地域振興、公益につながる事業の促進・起業促進などを
  • 給付額:数百万円〜数十億円
  • 公募について:数週間〜1ヶ月
  • 詳細:採択件数や金額があらかじめ決められているものが多く、申請しても受給できるとは限りません。補助金の多くは採択件数以上の応募件数があり、倍率が高い傾向にあります。提出書類を通して事業の必要性をアピールしないと採択されるのは難しいでしょう。

企業のデジタル活用を促す「IT導入補助金」

IT導入補助金は以下の4つの申請類型に分けられ、類型によって補助対象となるITツールが異なります。

HPで使用できる補助金は、「通常枠」ですので、こちらだけをご覧ください。

通常枠とは:「自社の課題にあったITツールを導入し、業務効率化・売上アップをサポート」することを目的とする枠

参照:2024年IT導入補助金について

その他、「インボイス枠」等々ありますが、こちらの内容としては、国がインボイスを推奨して、そこを前のめりでIT決済ツールを入れるのであれば、補助するよ!という内容です。

ホームページのIT導入補助金の補助率・補助額について

ホームページ作成を単体で依頼する場合、1プロセスとなるので5万円〜150万円未満となります。

対象者について

大企業向けの補助金ではないので、「資本金」「従業員数」の2軸で規制があります。

参照:2024年IT導入補助金について

スタートアップを補助する「小規模事業者持続化補助金」

「小規模事業者持続化補助金」とは

事業者自らが作成した持続的な経営に向けた経営計画に基づく、地道な販路開拓等の取組(例:新たな市場への参入に向けた売り方の工夫や新たな顧客層の獲得に向けた商品の改良・開発等)や、地道な販路開拓等と併せて行う業務効率化(生産性向上)の取組を支援するため、それに要する経費の一部を補助するものです。

対象内であれば、1番補助率が高い補助金となるため、おすすめです!

▼申請フローについて

▼受給額について

ホームページの補助上限に対しては2/3の補助金、50万円の補助額が支給されます。

小規模事業者補助金対象者

下記の方々は、補助金の対象者となるため、下記URLをチェックしてみて下さい。

参照:小規模事業者持続化補助金

ホームページ以外にも使える内容

こちらから抜粋しておりますので、詳しい情報はこちらのハンドブックよりご確認ください

事業転換の中小企業を支援する「事業再構築補助金」

新分野展開、業態転換、事業・業種転換、事業再編又はこれらの取組を通じた規模の拡大等、思い切った事業再構築に意欲を有する中小企業等の挑戦を支援する補助金です。

事業再構築補助金を受給するための必須事項として、3つが挙げられます。

  • 売上が減っていること
  • 事業再構築に取り組むこと
  • 認定経営革新等支援機関と事業計画を策定する

こちらの要件を満たしている上で、事業計画を新たに策定する必要が出てきますので、

ホームページに使う補助金としては、多少大きい額ですので、まず先んじて紹介した、「IT導入補助金」「小規模事業者補助金」をご活用いただいたのちに「事業再構築補助金」をご検討いただくのがベターです。

詳細は「経済産業省」が出典こちらをご確認下さい。

補助金に関連した3つの注意点

補助金を申請する上で注意しておきたい、3つをご紹介していきます。

補助金の交付は実施報告書を上げた後の支払い

助成金・補助金は基本的に後払い制であるため、必要な費用は先に自社で用意しなければいけません。自己資金で用意するのか、融資などで資金調達するのか、事前の資金計画をしっかりと立てておきましょう。

また、ホームページの作成となると、採択を受けたのちに実施となるので、HPが必要と思ってから約4ヶ月〜6ヶ月間遅くなってしまうとういデメリットもあります・・・

申請しても必ず採択されるとは限らない

弊社にご相談いただくクライアントさまでもいたのですが、

制作会社から、少し高めの見積もりを提出されて、補助金の申請を協力して通したのに「採択されず」そのままの金額で制作を進めて、数百万が水の泡になってしまったという話も聞きます。補助金を当てにするのも良いですが、しっかりと採択されるよう気を抜かず申請を進めましょう。

申請に対する手間が大幅にかかることがある

慣れない申請業務を行うことで本業が疎かになることも考えれられます。

申請書類を集める時間、補助率の割合をしっかり検討した上で、工数に合った申請であれば進めるようにしましょう。

ホームページ作成に活用できる「補助金」「助成金」のまとめ

最後までご覧いただきありがとうございます。

結論

対象であれば、「小規模事業者持続化補助金」対象事業者出なければ「IT導入補助金」を利用してホームページ作成をしてください。

今では、ネットで申請が完結するようになっているので、とても楽に申請できる様になりました。

その一方で、ネットではわかりづらい説明が多く存在しているので、是非補助金を使ってホームページ作成をしようと検討されている方は、株式会社ラジャへご連絡ください。

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