Webサイトを作成するうえで、Wixの「ダッシュボード」は重要な機能がたくさん詰まっているブレイン的存在です。
Webサイト作成にあたり、初期設定からSEOの分析まですべてを包括して管理し、作成後の改善にも役立つ便利なツールがそろっています。
今回はWixのダッシュボードの使い方と、2023年4月に新登場したSEOダッシュボードについてまとめましたのでぜひ最後までご覧ください！
Wixのダッシュボードとは
Wixサイトのダッシュボードは、サイトとオンラインビジネスを管理する中心的な役割を担います。
ダッシュボードから
- サイトの編集
- 連絡先の管理
- 支払方法の設定
など、サイトの作成に必要なさまざまなタスクを実行可能です。
サイト作成の入り口とも言えるダッシュボードを理解し活用することで、サイトとビジネスを両方管理できます。
サイトダッシュボードのアクセス方法
Wixでは1つのアカウントに対し、いくつかのサイトを作成可能です。
サイトの数に応じて、「サイトのダッシュボード」か「マイサイトページ」が表示されます。
お持ちのサイトが1つだけの場合は、「サイトのダッシュボード」に直接遷移しますが、もし複数のサイトをお持ちの場合は「マイサイトページ」に遷移します。
ダッシュボードへアクセスできるのは所有者と共同管理者のみ。
いずれかからすべてのサイトのダッシュボードにアクセスでき、簡単にサイトを切り替え可能です。
ダッシュボードにアクセスする以下の3パターンの方法を、画像で解説していきますね。
1．ログイン時にサイトのダッシュボードにアクセスする方法
2．サイトの編集中にダッシュボードにアクセスする方法
3．別のサイトからサイトのダッシュボードにアクセスする方法
では、1つずつ見ていきましょう。
ログイン時にサイトのダッシュボードにアクセスする方法
1つ目は、ログイン時にダッシュボードにアクセスする方法です。
1．Wixアカウントにログインすると、ダッシュボードのホーム画面が開きます。
左上のWixのロゴをクリックすると、「マイサイト」に作成したサイトが表示されます。
2．アクセスしたいサイトにマウスオーバーし、「選択」をクリックします。
サイトの編集中にダッシュボードにアクセスする方法
地域設定やビジネス情報の変更など、更新内容によってはダッシュボードからのみ操作可能な場合があります。
その場合は、「Editor」もしくは「Editor X」から直接サイトのダッシュボードにアクセスすることで、情報更新することが可能です。
Editorからサイトのダッシュボードを開く場合
エディタ左上のWixロゴにマウスオーバーし、「ダッシュボードを開く」をクリックします。
Editor Xからサイトのダッシュボードを開く場合
トップバーにある「サイト」をクリックし、「ダッシュボード」をクリックします。
この手順でエディタのダッシュボードにアクセスすることも可能です。
別のサイトからサイトのダッシュボードにアクセスする方法
もしWixアカウント内にサイトをいくつかお持ちの場合は、それぞれのサイトにダッシュボードがあります。
1つのサイトのダッシュボードから別のサイトのダッシュボードは簡単に切り替え可能です。
方法は以下の通りです。
ダッシュボードの左上で、現在作業中のサイトをクリックし、アクセスしたいサイトをクリックします。
2023年4月に新登場！Wix SEO対策のダッシュボードとは？
Wixは2023年4月に、新機能である「SEOダッシュボード」をリリースしました。
この「SEOダッシュボード」はWixのユーザーの方々には画期的なツールで、WebサイトのSEO対策を効果的にする手助けをしてくれます。
SEOダッシュボードを活用することで、次のことがより効果的となりました。
- キーワード選定
- メタデータ最適化
- サイトのトラフィック
- ランキングのモニタリング
検索エンジンにおける待望の機能として、多くのWixユーザーから期待を寄せられているツールです。
Wix SEOダッシュボードで可能なこと
WixのSEOダッシュボードを活用すると、主に次のことができます。
- SEOに強いキーワードのリサーチ
- 競合の分析
- Webサイトのパフォーマンス
「SEOに強いキーワードのリサーチ」は適切なキーワードを選定し、「競合の分析」は競合他社との差別化を図るために便利な機能で、どちらも簡単にできます。
また、「メタデータの最適化」や「サイトマップの作成」も簡単に行え、「トラフィックやランキングのモニタリング」を通じて、Webサイトのパフォーマンスを把握することが可能です。
これらの機能を味方につけ、SEO対策を効果的に行うことで、Webサイトの集客とWebサイトの改善に大いに役立つこと間違いなし！
ただし、SEOダッシュボードを使用するには、Google Search Console でサイトの認証を行う必要があります。
Wix SEO レポートを利用して Wix に委託するか、またはサイトを手動で認証することが可能です。
Wix SEOダッシュボードの4つのパーツ
WixのSEOダッシュボードは以下の4つのパーツに分かれています。
パーツとそれぞれの機能は以下の通りです。
SEOチェックリスト進捗情報
SEO チェックリストの現在の進捗状況を確認します。
チェックリストを作成するか、既存のチェックリストで作業を続けるか選択可能です。
SEOについて学ぶ
Wix SEO ラーニングハブから、SEO に関する厳選された教育コンテンツを入手することができます。
Googleでのサイトパフォーマンス
検索結果におけるサイトのパフォーマンス（クリック数やインプレッション数）の概要を確認します。サイトパフォーマンスについて詳細はこちら
ツールと設定
サイトの SEO 設定、URL リダイレクトマネージャー、サイト認証ツールなど、Wix のすべての SEO ツールにアクセスすることが可能です。ツールと設定の詳細はこちら
Googleでのサイトパフォーマンスを見る方法
SEO ダッシュボードの「Google でのサイトパフォーマンス」では、サイトの検索トラフィックの推移について確認することができます。
サイトページのクリック数とインプレッション数をグラフで表示し、過去 7日間、過去 30日間、または過去 90日間で絞り込みます。
では、サイトパフォーマンスのそれぞれの表示について解説していきますね。
クリック数
Google 検索結果ページから Google 以外の検索ページへ移動する操作を「クリック」としてカウントされます。
たとえば、訪問者が「すべて」タブや「画像」タブ、またはその他の Google 検索タブでサイトページをクリックした場合に、Google はその操作をクリックとしてカウントします。
また、Google は訪問者が Android デバイスのGoogle Discoverでクリックしたものもカウントします。
ただし、検索結果でサイトページをクリック後に検索結果ページに戻って再度同じ場所をクリックした場合は1回のクリックとしてカウントされます。
インプレッション数
「インプレッション」とは、Google検索結果のページで訪問者がページへのリンクを閲覧することを示しています。
つまり、訪問者にはGoogle検索結果やAndroidデバイスのGoogle Discoverでリンクが表示されるので、訪問者がクリックしなくてもインプレッション数はカウントされる、ということです。
正確には、Googleがカウントするインプレッション数は検索結果のタイプごとに異なります。
Google 検索の「すべて」タブ：
訪問者があなたのサイトページが含まれる検索結果を表示するとインプレッション数としてカウント
Google 検索結果の「画像」タブ：
訪問者が下にスクロールするにつれて、より多くの結果が無限に読み込まれるため、ページは検索結果画面に実際に表示されている場合にのみインプレッション数としてカウント
WixのSEOツールでサイトのSEO設定をする方法
WixのSEOダッシュボードの以下のセクションから、WixのSEOツールにアクセスできます。
左のツールバーから「SEO」を選択し、右の「ツールと設定」から「SEO設定」を選びましょう。
SEO設定では、SEOチェックリストを使用してGoogleサイトを認証したり、サイト認証ツールを使用してBingなどの他の検索エンジンでサイトを認証できたりします。
まとめ
今回は、Wixのハブ「ダッシュボード」についてご紹介しました。
サイトのすべてのツールと情報にアクセス可能で、ダッシュボード1つでさまざまな機能を管理できますので、ダッシュボードはたくさん活用してよりよいWebサイトを作成しましょう。
新登場のSEOダッシュボードも集客や情報分析に心強い味方となってくれますので、ぜひご利用ください。
ダッシュボードについてご不明な点があれば、以下よりお気軽にお問い合わせください。
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